『配色事典 大正・昭和の色彩ノート』を読んでみた
※中古市場では定価以上の価格で出品されているものが散見されます。今は新品で購入するほうが安心です。
ずっと気になっていた本を手に入れました。
昭和初期に刊行された配色図鑑を復刻した『配色事典 大正・昭和の色彩ノート』です。
きっかけは、「パンドラの憂鬱」というサイトで紹介されていた記事。
海外のファッション業界でこの本が注目され、アメリカのAmazonでも売れまくっているという話を読んで、思わず“パクッ”と食いついてしまいました。
昭和8年刊行の『配色総鑑』を復刻したもので、当時モダンとされた348の配色が収録されているとのこと。
紹介記事を読んだ瞬間、
「これは絶対にきものコーディネートに役立つ!」
と確信して、すぐに楽天ブックスへ。
ところが在庫切れで予約受付中。
どうやら日本でもじわじわ人気が出ているようです。
なぜこの本に惹かれたのか
私がこの本に飛びついた理由は、とてもシンプル。
大正・昭和の色彩=当時の“着るもの”はほぼ着物。
つまり、この配色事典はそのまま“きものコーディネートの宝庫”なのでは?
そう思ったからです。
実際、レビューにも同じことを書いている方がいて、思わず笑ってしまいました。
「着物のコーディネートの参考にしています」
評価:★★★★★
うんうん、やっぱりそうだよね。
ひたすら深くうなづくしかない。
届いた本を開いてみて
首を長くして待っていた本が、ようやく手元に届きました。
ページを開くと
大正・昭和の空気をまとった色彩がずらり。
現代の色見本とは違う、どこか懐かしくて、でも新鮮な色の組み合わせが並んでいます。
- くすみすぎない絶妙な和色
- モダンで大胆な配色
- 着物にそのまま使える色合わせ
見ているだけでコーディネートのアイデアが湧いてくるような一冊でした。
この本が役立ちそうな理由
きもののコーディネートは、
「色合わせの引き出し」が多いほど楽しくなる。
この本には、
当時の人々が“美しい”と感じた配色が体系的にまとめられていて
現代の着物にもそのまま応用できるものばかり。
- 帯と着物の色合わせ
- 季節感の出し方
- 小物の差し色
- レトロモダンな雰囲気づくり
このような悩みに、ヒントを授けてくれる本です。
まとめ
昭和初期の色彩を眺めていると、今のきものコーデにそのまま使えそうな組み合わせがたくさんあって、時代を超えて配色の基本は変わらないのだと感じました。
また、自分では思いつかない組み合わせが豊富に示されているのも魅力です。
ページをめくるたびに、帯や小物で組み合わせを今すぐ試してみたくなるような、そんなワクワクがふつふつと湧いてきて、ときめきが止まらなくなりました。
これから少しずつ、この本を参考にしたコーデも試していきたいと思います。
関連する色彩の本
きものの色合わせを考えるとき、昔の色彩や和色の知識はとても役に立ちます。今回の本とあわせて、こちらも手元にあると便利です。
⭐この記事でご紹介した本です。楽天ブックスで購入する方はコチラからどうぞ↓
⭐「配色事典」には応用編もあるようです。私はまだ持っていませんが、レビューによるとこちらの方が好きという感想もありました。いずれ欲しい一冊です。楽天ブックスで購入できます↓
⭐染司よしおか5代目当主・吉岡幸雄氏による色名解説と色標本です。私も愛用しています。襲の色目 (かさねのいろめ) 240色も再現されており、古典文学がお好きな方も必見です。
⭐こちらは中古です。少しでもお得にゲットしたい方はこちらからどうぞ。楽天市場で購入できます。


コメント