ままならない人生の途中で

心・生き方

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長雨が去ったら、急に空気が澄んで、景色がくっきりと鮮やかになりました。

朝、カーテンを開けたときは何も感じなかったけれど、一歩外に出たら、秋が来たことを感じる。

こんなときに真っ先に思うのが、着物のこと。

季節感をまとう衣類ならではですが、私の心に湧き上がってくる思いはたいてい後悔で。

ああ、また薄物を着なかった……と。

ここ数年、ずっとこれ。

暑いから。

温暖化が進んで北海道でも着物は暑いから。

そう言い訳してきましたが、今年は涼しかったんですよね。

真夏日がほとんどなかったのです。

それでも着なかったのは自分でもショックでした。

花火大会は、用意はしたのに体調不良で着られずだったし。

そして、この数日続いた頭痛と、ものもらい。

起き上がれないほどの片頭痛の痛みと吐き気で、ただベッドに横になっているしかなかった時間。

こういう不調が重なると、ああ、私は本当に虚弱なんだなと、改めて思い知らされます。

きっと着物を着たら着たで、今度は太った自分にショックを受けるだろうなというのも、無意識ながらあったかも。

子どもが小さくて手がかかるうちは、もう少し大きくなったら楽になる、着物も着られる、そう思って自分を励ましてきました。

将来必ず着るからと思い切って購入した着物もありました。

思い切って購入した総絞りの着物

それなのに。

いざ時間ができると、体の方がついていかない。

太った、体調が悪い、頭痛、ものもらい……などなど。




人生ってうまくいかないものですね。

努力不足だ、気持ちの問題だ、と自分を鼓舞しようと頑張ったときもあったけれど。

無理して頑張って着物を着ても、草履があわなくて足を痛めたり、翌日寝込んだりしていた。

もう虚弱な自分を認めて、自分の体とどう折り合うか。

そこを真剣に考える時期にきているのかもなって。

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母はお嫁にくるときに、その母(私の祖母)からこう言われて送り出されたそう。

明治生まれの祖母が口にした「人生はままならないもの」という言葉。

時代が移り変わって、便利な世の中になっても、思い通りに生きられないのは不変らしい。

だから私は明るく笑って、とか言いたいけれど、それは無理。

難しい。

でも、苦笑い、微苦笑くらいならできるかな。

20代後半で着物にはまってから、いろいろ勉強したり、着て楽しんだりしてきたなかで学んだことや失敗を、誰かと共有できたならいいなという思いで、ブログを始めたのでした。

ひとに教えるほどのことは持っていないけれど、自分の経験や思いを語ることで、誰かの、何かの役に立てるかもしれないと思ったから。

ブログを続けることに意味はあるんだろうか。

無駄なことに時間をかけているだけでは?と思うこともある。

でも、インプットだけでアウトプットのない日常というのもなかなか辛いだろうとも思う。

誰のためというのでもなく、自分の心の健康のために、考えていることをまとめる場所として、私にはブログが必要なんじゃないかって。

その結果、同じようにままならない日々を生きている誰か、着物が好きだけど思うように着られない誰かに、何かを届けられたら素敵じゃないかと。

そういう思いで、最近はここで書いています。

今日の着物まわり

気力が戻らない日が続いたので、自分を励ますために、来年のことを少しだけ考えることにして。
明るい未来を願って、干支のひつじ柄を探してみました。
帯や帯留、根付の小さなモチーフは、眺めるだけでも気分が明るくなります。
ひつじはメルヘンチックでかわいいものが多いですね。
癒されました。
干支柄はその年のものを持つのもいいですが、自分の干支を持っておくのも楽しいかも知れませんね。




ひつじの帯を探していて見つけたのですが、いまキモノ仙臺屋さんが25周年記念セールをしています。何を隠そう、仙臺屋さんが楽天市場に出店した頃のことをワタクシ、鮮明に記憶しております(笑)
歳をとるはずよねぇなんてしみじみ。
1万円以上のお買い物で25%オフのクーポンが出るようです。
気になる方はチェックしてみてくださいね。


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